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2010年6月10日 (木)

きょうは色のお話。

技術的なお話。

色あわせ、要するに調色ですね。

塗装する色は、塗料メーカーから配られる(正式にはお金を出して買う)配合データーを元に、原色を混ぜ合わせて色を作ります。

ナップ工場にも鬼のような数の色見本と、原色があります。整理が大変。

1つのカラーナンバーに対して、10種類以上の色見本&配合データーが出てくる時もあったりして、こんな時は実車に一番近い色見本を、あーでもない、こーでもないと、まず選び出すところから始まります。

データー通り混ぜ合わせたら、ここからが大変で・・・・・。

データー通り作った色がドンピシャで実車と合うことは、まず無いのね。

出来上がった色に、少し原色を足しては試し吹き、また足しては試し吹きの繰り返しで、人間性がだいぶ病みかけてきたころに、やっと色が実車と合致してくる訳です・・・・。

地味な作業ね。

Ca340543

この写真が、キャプテンが病んでいった足跡みたいなもの。

本日、キャプテンが作っていたのはバイク用のキャンディーレッド。バイクは車より厄介で、原色配合データーの配給がありません・・・・。スタートから全てが経験と勘と・・・・運。

半日以上、赤ばっかり見てお疲れ様でございました。キャプテンが牛じゃなくてよかったなぁ。と、思います。

ちなみに、自動車メーカーのマークが入った純正色のタッチペンや缶スプレーがカーディーラーで販売されているので、その車用の純正品を使えばいいじゃないか!!と、よく勘違いされるのですが、

まったく業務用品とは違う塗料です。実車と色も、まず合いません・・・・。

あれはあくまでDIYレベルで使用するカー用品です。

各自動車メーカーから板金塗装業に使う業務用純正色などというものは一切販売されていません・・・・世の中に存在しません・・・・。

しかも、原色の配合データーは自動車メーカーから公表されるのではなく、各塗料メーカーが独自で実車を元に分析し、配合データーを作成しています。

ディーラーさんにある板金塗装部門であっても、そこの塗装職人さんが、配合データーを元に補修する車両一台一台、原色を現場で混ぜ合わせながら経験、勘、労力を使って調色しています。

カラーコードで表すと数桁の色ですが、再現するには結構なテクニックと苦労が必要なんですね・・・・。

本日まじめな調色のお話でした。

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