今週はなんだかやたら赤いのナップファクトリー。
今までの経験上、何故か赤い車は集まる癖がある。
さてここで問題なのは、真ん中にあるのは2輪じゃねーか。パッソルじゃねーかという事が問題ではなく
左端の車・・・車好きな人ならわかりますよね。
GT-Rだ。ニッサンGT-R。これ、スーパーカーですよ間違いなく。スーパーカーといったら輸入車みたいな呪縛がありますけど、舶来バンザイな呪縛に守られてるだけで、対してスーパーじゃないのにスーパーカー面してる奴なんかは黙って道を譲りなさいってなもんです。
世の中のスペシャルカー、ファニーカーのデザイン、コンセプトがやたら懐古趣味、昔は良かったな、昔っぽくしちゃえ、あの頃のデザインが良かったから、昔の奴を微妙に最近っぽくして作れば皆満足でしょ・・的な今日この頃、GTーRのデザインは、未来を目指してる勢いが有って個人的には見てるだけで非常に元気になる一台です。
このGT-R、実は納車2日目の超新車!!そんな新車をちっぽけなナップに委ねて下さったオーナーさんに感謝です。この車両の性格上ナップで出来るメンテはほんと些細なことばかりになると思いますが、出来る限りの事はやりますので今後ともお付き合いの程よろしくお願いします!!!
さてさて。
こちらはナップさんちのR32スカイラインGT-R。なんだかんだでR32も初期型から数えると20年選手。20年の間にGT-Rはスーパーカーレベルまで進化しました。そしてスカイラインの名前もGT-Rからは無くなりました。
賛否両論ありますが、GT-Rという車の進化を続けるにあたって、スカイラインの名前がGT-Rから無くなるのはGT-Rにとって良かったと思います。スカイラインが産んだはずのGT-RなのですがR32、R33、R34とモデルチェンジするに当たって、いつの間にかスカイラインという名前がGT-Rの進化にとって足枷になっていた気がします。そしてGT-Rというフラッグシップモデルが、スカイラインの中心GTモデルを必要以上に下に押し下げていたと思います。
あくまでスカイラインのGT-Rであるが故に、叶えないといけない要望が多すぎたと思います。そして、スカイラインに対する世間の期待が大きすぎて、叶えても叶えても批判されるスカイラインGT-Rでした。そしてRが付かないGTモデルも、良く出来た車なのに、GT-Rの陰に隠れてなんだか頑張っても頑張っても今ひとつ評価されない子分みたいなポジションになってしまってました。
今回のGT-Rもスカイラインという名前が付いていたら、スカイラインであるが故に起こる批判が飛び交っていたんじゃないのかな・・と思います。GT-Rとしてここまで思い切ったモデルチェンジ(名前が違うからモデルチェンジじゃなく厳密には初代ですけど)はできなかったんじゃないのかな・・と。
GT-Rはスカイラインという名前と決別して、スーパーカーとして自由に進化できる車になりました。次はスカイラインです。GT-Rというフラッグシップモデルとの決別で、スカイラインとして自由になりました。GT-Rの子分のGTじゃなく、フラッグシップモデルのスカイラインGT。「R」じゃなくてもワクワクするスカイラインの復活に期待したいですね。
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